愛のエプロン』の焦点が武内絵美の眉間のシワにあるように『舞 - HiME 』の最大の魅力は詩帆のタコ髪にある。どれみのハナすけのエビフライ髪をこよなく愛する僕としましてはこの主張だけは絶対に譲れないっつうかお前がどんなにいいヤツでもたとい詩帆が好きだっつっても手前だけは絶対に許さんぞこの恨み晴らさでおくべきか。つうかな《バカヤロ男はなホレるよりホレられた方が幸せなんだよ》《ムゲにフッたりしたらオレがブチのめすぞ》ってなもんだコンチキショウ。素直になれないふたりなんてもん描きたいなら高橋留美子を 100 万回読み込んできてから出直しやがれ。煮え切らなさが全然客体化されてねえんだよ。それじゃ共感されないの。そこは笑わせるとこなんだってば。なんでそんな簡単なこと分かってくれないんだ。あのアホバカふたりくっつけたいなら詩帆は小悪魔じゃないといかんのだっつーの。というわけでバンダイビジュアルは脚本チェックにそろそろ本気で俺を迎え入れるべきだと本気で思いかねない昨今ですが皆様いかがお過ごしですか。僕は舞衣がブラコンで姉弟で相思相愛と思いきや巧海が小悪魔で別にそういう気じゃありませんでした! いまや巧海くんは晶くんとラヴラヴです! (でも実はこっちでも巧海はその気にさせるだけで全然その気はありません) 木枯らし吹きすさぶ舞衣のわきを詩帆がお兄ちゃんと腕を組んで通り過ぎていきます。今日はクリスマスなのでした。ああ、なんだかとっても幸せそうですね! 残された舞衣の肩を叩くなつき。なにもわかってない命。今日は 3 人でのんだくれるんだろうなあ……みたいな妄想で苦境を乗り切ろうとしています。ババ引くのは主人公の仕事だろっつうか中原が主役張る意味なんてそこにしかないじゃん。ワキのほうがみんな可愛くてあまり人気が出そうにないヒロインやらせたら右に出る奴そうはいない(←誉めてる)んだからさあ……

脳内忘年会でもしてると思って愚痴に付き合ってください。